人は健康を数字に直し健康と向き合う
スマートフォンで「ヘルスケア」アプリをクリックすると、バイタル、ヘルスケアデータ、リプロダクティブヘルス、検査結果、身体測定値などのデータを入力できます。これほど多義にわたる健康を測る数字があるのかと感心する一方で、歯に関する数値を入力するスペースはどこにもありません。「倒れた回数」や「夜の営み」の数字まで入力できるのに、です。
現代人は健康を自己解析する
「健康 計測」とスマホに打ち込んでみると、体重計、血圧計、体脂肪計、万歩計、視力検査測定表など。計測器以外も、健康数値を入力した画面の写真、ウォーキングとランニングの距離データと体脂肪率の相関グラフなど多数でてきます。体調や健康を数字に直したいという欲求が、現代の人々は強いことがよくわかります。「○キロ太った」「今朝の血圧は」「きょう何歩あるいた」・・・そんなふうに健康と向き合って人々は日々生活していることを想像できます。歯科医療者が思う以上に、着々と現代人は健康を自己解析する暮らしへと向かっています。
FEATURES
歯の健康ファイルの特徴
患者さん中心の
診療カルテの作成
診療カルテの作成
体重、血圧、中性脂肪のことは話題にしても、歯の本数のことを会話する人はいません。1歳6ヶ月歯科健康検査から始まり、人々は大人になるまで何回も歯科検診を受けて、成人してからも歯科医院で何回となく検査を受けてきています。保健所で、学校で、歯科医院で、歯の検査資料は何回もわたされてきました。しかし、そのどれもが、人々の自覚を促す測定資料になっていない、それはなぜでしょうか。測定資料を記録保持する歯科医療者にとってプライオリティはあっても、生活者が検査資料を手にして、歯の健康と向き合う気持ちを想像したものではないからです。歯科医療者は検査資料とはこういうものであると何の疑問も持ちませんが、歯科医療者と生活者には情報格差のミゾは深いようです。
データ集積のできる
入力機能
入力機能
畑慎太郎先生(東京都西東京市開業)考案の歯の検査資料は、歯科医療者と生活者の情報格差を埋めることを目的として、今までの歯科医療者の発想とは正反対の観点からつくられています。人々の「歯の健康を数字に直したい」という欲求や「健康を自己解析したい」という気持ちを顧慮して開発されました。きっとこの検査資料は、今までの歯の検査資料のわかりづらさを解消して、患者さんとの信頼関係を築くのに役にたつでしょう。またその患者さん自身が家族や友人に簡単に説明できるでしょう。すべての国民がこの数字を知っているような世の中にするプロジェクトです。
クラウドでどこからも
予防歯科につながる
予防歯科につながる
口腔内の状況をデータ化し、歯科医院と患者がインターネットを介して、安全にデータを共有することで患者の意識や理解度、定期メンテナンス率を高めるだけではなく、院内での資料フォーマットの標準化を可能にするシステムです。
「患者とのデータ共有」という医科でも今まで成し得なかった難問を、熊谷崇先生(山形県酒田市 日吉歯科診療所)が実践する「歯の健康ファイル」をデータ化するという視点で誕生した当サービスは、次世代の口腔内管理のスタンダードとなり得ます。
「患者とのデータ共有」という医科でも今まで成し得なかった難問を、熊谷崇先生(山形県酒田市 日吉歯科診療所)が実践する「歯の健康ファイル」をデータ化するという視点で誕生した当サービスは、次世代の口腔内管理のスタンダードとなり得ます。
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標準的な予防歯科医療を提供する医院の紹介
歯科に医療の視点を取り入れた治療とは、むし歯や歯周病になった原因や将来のリスクを調べ、そのリスクを極力取り除き、その上で治療計画に基づいて治療を行うことです。治療後は再発を防ぐためのメインテナンスの期間に入ることで、歯の喪失を遅らせることができます。
Cloudのアイコンがある歯科医院はコミュニケーションギアへの掲載基準を満たしたうえで、歯科クラウド導入医院として登録されています。
日吉歯科診療所の土蔵と
富士通クラウドサービスがつながった
富士通クラウドサービスがつながった
山形県酒田市の日吉歯科診療所を訪れた人ならば誰しもが、3万人のカルテを保存した『土蔵』を前にして、「オッ」と声を漏らすような素直な驚きを覚えることでしょう。私も「これがカルテ庫か!」と驚きを禁じ得ませんでした。
この土蔵の存在が、「酒田市民の口腔の健康状態を世界一にすること」という途方もない夢のような日吉歯科診療所の理念を、現実的で酒田市民にとって求心力のあるものとしてきたのです。
その理念は、患者診療情報のクラウド化を通じて、各地域で予防型歯科医院による企業の健康経営支援への取り組みへとつながり始めました。
この土蔵の存在が、「酒田市民の口腔の健康状態を世界一にすること」という途方もない夢のような日吉歯科診療所の理念を、現実的で酒田市民にとって求心力のあるものとしてきたのです。
その理念は、患者診療情報のクラウド化を通じて、各地域で予防型歯科医院による企業の健康経営支援への取り組みへとつながり始めました。
山形県酒田市の日吉歯科診療所にある
約3万人の診療情報を保管した土蔵
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〒112-0002 東京都文京区小石川3-29-1 武内ビル102
Tel.03-5840-7801 / Fax.03-5840-7802
歯の健康ファイルクラウドサービスは富士通株式会社と熊谷崇先生(山形県酒田市 日吉歯科診療所)が共同で開発を行いました。
口腔内の状況をデータ化し、歯科医院と患者がインターネットを介して、安全にデータを共有することで患者の意識や理解度、定期メンテナンス率を高めるだけではなく、院内での資料フォーマットの標準化を可能にするシステムです。
「患者とのデータ共有」という医科でも今まで成し得なかった難問を、熊谷崇先生(山形県酒田市 日吉歯科診療所)が実践する「わたしの歯の健康ノート」をデータ化するという視点で誕生した当サービスは、次世代の口腔内管理のスタンダードとなり得ます。
口腔内の健康のための社会的連携は、企業が加わることでより密になり、生活者の健康増進はこれまで以上に促進されていきます。
生活者がメインテナンスを受診するための情報環境とインフラ整備に、各ステークホルダーがより積極的に参画するための受け皿として、有意な歯科医師のネットワークの場として、開設されました。