2020.8.21(金)に開催した(SAT オンラインセミナー)「歯科医療の未来年表を語ろう!」には、歯科医師、歯科衛生士をはじめとして学生や関連企業の方に多数ご参加いただきました。
セミナー終了後に実施したアンケートには多くの貴重なご意見や感想をいただきありがとうございました。アンケート結果を集計いたしましたので是非ご覧ください。
職種
(全体=109)
セミナー全体の満足度(10点満点)
(全体=108)
Slow Dentistry関心度(10点満点)
(全体=108)
評価理由
Slow Dentistryという考え方に触れることができてとても有意義でした。常々、「丁寧に」をコンセプトに日々診療を行なっていますが、Slow Dentistryと重なる部分が多くあり、さらにSlow Dentistryを実現するために必要なことをかなり具体的に教えていただけたので、早速スタッフに紹介し、取り入れていきたいと思います。
オーラルフィジシャンとして私たちの行っている歯科医療の延長には明るい未来があるのではないかとの確信のようなものが持て、宮本先生の講演からそのための示唆もいただけました。
未来年表の話やSlow Dentistryの話を聞いて、将来を見通し、これからのキャリアの積み方を真剣に考えようと思いました
slow dentistryに関して、患者教育という点で徹底されていることを知りました。
今後、日本国民のデンタルIQが高まることを切に願います。またこうした流れに自分も乗っていき切り開いていきたいと感じました。
slow dentistlyについてよく理解できました。Dr.Miguelの診療スタイルは患者さんにとっても、歯科医師やその他スタッフにとっても理想だと思います。将来そのような診療スタイルができるように、知識をつけ、コミュニケーション能力も磨いていきたいと思いました。
早い安い上手いを本当に患者さんが求めているのか?slow dentistryの考え方を知り、本来あるべき歯科医療のあり方を学べた。ライフワークとしての歯科医療を充実したものにするため、日々の臨床を見直していきたいと思う。
Slow Dentistryはまさに私たちが求めている歯科医院の姿で、もっと世界中に広がって欲しいです。歯科に関わる全ての方、そして患者さんがお口から健康になって笑顔や幸せが増えたら私も幸せです。この考え方を知ることができてとてもラッキーでした。早く歯科医院に持ち帰ってみんなにシェアしたいです。
歯科医師 9点
MTMと通じるSlow Dentistryについて知ることができたため。「時間」に価値があることを改めて学びました。
歯科医師 9点
非常に興味深い内容でした。
時間をかけることは開業当初から心がけていたことでもありますが、なかなか継続は難しいところがあります。特に患者を断ることについては保険診療では無理ですからね。
今回の内容について今後の診療や事業承継についても参考にさせていただきたいと思います。
歯科医師 9点
セミナーを通して、大変満足のいく内容でした。強いていわせていただきますと、もっと時間を設けて、たくさん質問できる機会があれば幸いです。
歯科医師 8点
slow dentistryの話、アポの時間が45分~60分あれば・・・、30分アポでの消毒実施の難しさなど、最近自分がこうしたいけれども・・・と悩んでいることをすでに実際に行動に移されている方々がいることに羨望を感じる。ただ、実際に実践しようとすると、経営の問題などもあり、やっと自費の患者様は基本アポ1時間を実現した状態なので、かなり自分は遅れていると感じる。
歯科医師 8点
歯科医師として、未来のビジョンを決定するのに必要不可欠な考え方であると思います。
世界中で同じ動きというのは魅力的です。賛同します。
歯科医師 7点
Slow Dentistryのコンセプトには心から共感できる。ただ、さほど新しい考えとは思えなかった。従来からある理想の歯科医療に、ふさわしい名前をつけて組織化したことは素晴らしいと思った。
熊谷先生引退後、これからのオーラルフィジシャンとしての組織の行方を示唆する内容だったと思う。良い意味でも悪い意味でもグローバル化されて行くことにより本来の目的を見失わないようにしなければならないと感じた。
歯科医師 5点
概念的には新しいものではなく、日頃から話している内容であった。今回のミーティングはこの概念を知らしめるための物なのかもしれないので仕方ないが、どの様に実践しているのかを具体的に話さないと絵にかいた餅になってしまう。
まだ働いたこともない学生や、勤務医は理想論という事だけで考えられるが、どの先生も言っているように実際はそれだけでは出来ない。実際実践するのであれば、日本では保険の範囲での診療では出来ないはず。ならば、保険は全く扱わず自費オンリーの体制を取ってやっているのかどうか。そこが無ければ話しにはならない。その辺りの「実際」を検証し詳らかにして初めて信頼できる情報と言える。行動変容の内容もかなり昔からあるもの。患者と歯科医師のギャップを埋める事が実は一番大変な事で、診療そのものは本当のコミュニケーションをとる事に比べればさほど大変な事ではない。ただ、海外でも歯科医師は患者に悩まされていて、同じような事にストレスを感じているというのは全く知らない歯科医師の話であっても同情をするとともに、改めて歯科医療の難しさを感じた。
本当に改善しなくてはいけない事の本質は、今回でも語られていないもっと奥深く所にあるように日々感じている。
日頃から考えている内容であるので、同じ考えには非常に共感が持てる。
ただ今日の内容は期待していたものに比べて浅いものだった。先生方はもっと深いところまで考えておられると思うので、そこを期待していた。
歯科衛生士 10点
Slow dentistlyについてミゲル先生から直接お話が聞けたこと。そしていま私たちが行っているMTMがグローバルスタンダードだったということが再確認できたこと。
歯科衛生士 10点
スローダンディストリーという考え方は本当に魅力的だと感じましたし、理想の歯科医療のかたちだと思います。それを発信してくださったことで、歯科医療が今後変わっていくきっかけになると思いますし、それに賛同する機会をいただくことができ、今回参加して本当に良かったと感じました。
歯科衛生士 10点
真の質の高い歯科医療について改めて考えることができました。Slow Dentistry の考え方が本当に世の中に浸透して定着していくべきであり、それを実行している歯科医院で働きたいと思いました。
歯科衛生士 10点
スローデンティストリーがどのような考え方なのかとてもよくわかりました。
MTMについても再度自分たちのやっている事を再確認し再評価、患者教育やリスクを伝える事の重要性を改めて確認できて良かったです。
時間というものに注目すると日々の診療で1時間のアポタイムは当たり前になっていますがその時間にどんな要素がつまっているか、患者さんとのコミュニケーションや正しい治療、感染対策などしっかりと時間が取れているからこそ出来ているのだとよくわかりました。そこにきちんと価値を見いだすことはとても大切だと思いました。
スローデンティストリーとMTMは凄く関係が深いなとおもいました。
歯科衛生士 10点
スローダンディストリーという考え方は本当に魅力的だと感じましたし、理想の歯科医療のかたちだと思います。それを発信してくださったことで、歯科医療が今後変わっていくきっかけになると思いますし、それに賛同する機会をいただくことができ、今回参加して本当に良かったと感じました。
歯科衛生士 9点
今まで取り組んできたメディカルトリートメントモデルが、我々の未来にとって本当に重要であり、日本の、そして世界の向かうべき方向性を間違いなく示していることを確信出来ました。
歯科衛生士 8点
患者さんと向き合う医療の価値をより良いものだと感じました。日々の診療だけでは見えない未来を考えることができました。
歯科衛生士 7点
世の中のニーズに応えるより(審美など)本質的な要素を重視する治療を心がけることが大切ということについて考える良い機会だったから。
学生 10点
将来の働く上での考えについて見つめる事が出来た。
学生 7点
slowdentistryについて理解でき、大変素晴らしいと感じました。その一方で、国民皆保険が浸透する日本において、実際に運営していくにあたりどのように資金繰りをするのか、また、しっかりとカウンセリングを行えるだけの時間・環境・マンパワーといった面で医院のシステムを整えることが必要だと感じましたが、セミナーで得た情報だけでは実行できないと感じました。私自身まだ学生であり想像が追いつかなかったため、満足度は7としました。もっと多くを見て聞いて、学んでいきたいと思います。
その他歯科関連 10点
今後の歯科医療現場でぜひ活かしていきたい内容だったため
その他歯科関連 9点
最新の情報と今後の展開を知ることができたから
その他歯科関連 8点
最後のデスカッションが非常に勿体無かったです。
こちらは事前収録で字幕をつけて欲しかったなと思います。
少しわかりづらかったです。
4?5?分割の画面で話している様子を見れたらよかったなと思いました。
全体的にはどの先生もすごく話の真髄がわかりやすく、興味深かったです。
歯科関連以外 10点
OP医院(MTM)との関連性を理解することができました。
歯科関連以外 8点
日本とグローバルにおける、予防を含めた歯科医療の未来を知る良い機会となったため。
歯科関連以外 8点
患者のためという一つの目標に向かいながらも、それぞれの先生方の具体的な取り組みをお教えいただき、大変参考になりました。
感想・質問・要望等
歯科医療は当たり前のことを当たり前にしていくものだと改めて感じました。 ありがとうございました。
私が目指すべき歯科について目がはっとさせられるものがありました
未来に生かせるよう志を持って診療していきたいです
今後も今回のような日米欧のリアルタイムセミナーを開催してほしいです
録画再視聴を希望します
今後の診療に参考になりました。今予防を中心に診療してきて、間違っていなかったと実感しております。先生方ありがとうございました。
素晴らしいセミナーをありがとうございました。本当に有意義な3時間であっという間でした。ぜひ次回はもっと臨床に踏み込んだslow dentistry について学べたら嬉しいです。
slow dentisty とkeep28を融合したコンセプトに名前をつけてはどうか。
本日の講師の先生方の歯科医院に是非見学に伺いたいです。また、このようなセミナーがありましたら参加したいです。
過去・現在・未来の歯科界についてデータを交えて比較して今後何が求められるか、患者よりスタッフチームの幸せが大事といったhapinessの考えについてお聞きすることができて学びになった。slow dentistryに沿った診療に携わり、さらに学びを得たい。
今年は、チームミーティングが延期になり残念でしたが、今回の様に海外の先生のお話や、OP医院の先生方のお話を聞く事ができ、見失いかけていた事が正されたようでした。コロナ禍でもOP医院はブレる事なく質の高い医療を貫き、長く通ってくださる患者さんと丁寧に向き合って診療する…医院でも今一度見直していけたらと思いました。有難うございました。
大変満足でした。
slow dentistlyの真髄に触れる事ができ、今後の歯科臨床の考え方がガラリと変わりました。
今後もこのような有意義なセミナーを行っていただけますと幸いです。
コロナ渦において、思いがけず自分の価値観と向かい合う良い機会になった。今回のセミナーで感じたことは、私たちオーラルフィジシャンこそが今後日本における歯科医療の価値を高めて行くリーダーになるべき存在だと改めて再認識させられたことである。二極化が進む未来で、私たち歯科医師も理想と現実(経済的な問題など)の狭間で、本質的なことを見失いがちであろう。今後の自分の役割として、若い歯科医師の価値観の育成から携わっていきたいと感じた。
大変今後の医院経営に参考になりました。アフターコロナの時代に我々が社会貢献できる可能性にわくわくしました。ありがとうございました。
熊谷先生の取り組み、OP医院の皆様の取り組みにより、国もようやく口腔ケアの重要性に気づき、かかりつけ歯科医、歯科検診の保険算定などもできるようになりました。しかし、歯科検診の受診率は依然低い5%です。スウェーデンは国策による無料歯科検診、米国は保険のベネフィットによる無料歯科検診などで90%-80%の受診率を実現しているようです。
セミナーの中で、ホームケアと治療が重要とのお話もありました。私はIT技術の面から、日頃のホームケアの実績と将来的な歯の本数予測、健康予測がシミュレーションできれば、受診率は低くとも、日頃のホームケアの意識向上、患者だけでなく、健常者にもKEEP28の達成、健康増進を意識付けできるのではないかと考えます。引き続き先生方のご支援をさせていただきたく、今後とも、よろしくお願い申し上げます。